慣れない場所に入るのが怖い

以前の私は、人が怖いだけでなく、慣れない場所に入ることも人並み以上に怖く感じていました。

これではいけないと危機感を持った私は、大学時代、意識的に慣れない場所に入り、これを克服するちょっとした訓練をしていました。例えば、講義で分からない点を聞くという名目で、(先生の大きなご迷惑にならない範囲で)研究室に積極的にお邪魔したり、知らない店に入って食事をとったり、そうしたことを続けていました。

もちろん、これは簡単なことではありませんでした。なんとか研究室の前に来ることができてもドアの前で長時間しりごみしたりと、自分の内なる恐怖との闘いがありました。また、研究室にお邪魔することができたらできたで、今度は先生とうまくコミュニケーションがとれないなど、難儀を重ねました。情けないものです。

その後、大学4年になると、就職活動で会社等、慣れない所にお邪魔しなければならない場面が多々出てきました。例によって、私は会社の側で逡巡したりと、はたから見るとおそらく挙動不審に思われる振る舞いをしてしまいました。それでもなんとかお邪魔することはできたのですが、恐怖を克服する訓練の成果が出なかったのか、はたまた訓練の量が足りなかったのか、残念なところでした。

ひきこもってからも、支援施設に初めてお邪魔した際には、同じような不安がありました。もっともこの頃には、以前ほど不安を感じやすくはなくなっていたのでなんとかなったのですが、かつての私と同じようなひきこもりの人がもしいたら、大変だろうなと思います。

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