自分の子供の頃のアルバムを見る

自分の子供の頃のアルバムを見ると、なんとも言えない気持ちになってきます。

特に赤ん坊の頃の写真などは、そうです。私の親は、自分の子が将来いつまで経っても社会に出て行けないような大人になることなど想像もせず、楽しく写真を撮ったのでしょう。

家族と一緒に撮った写真や、幼稚園・小学校の卒園・卒業アルバム、学校行事で撮ったスナップ写真なども手に取ると、自分は大きくなるまでの長い間、数多くの人にお世話になったことが思い出されます。自分の命は粗末にしてはいけないとも思えてきます。

もっとも、よくよく考えてみると、アルバムに写っている私の姿は、私の暗い部分を隠したものです。当時から私は普通の子とは少し違う、何か問題のある子でしたが、アルバムを見ただけではそれは分かりません。例えば、私は言葉が遅い子で、親は「知恵遅れではないか」と心配して専門機関に相談に行ったと聞きます。また、幼稚園では情緒的に明らかに遅れていて、しかも笑わない子でしたし、小学校に入学すると今度はいじめを受けました。しかし、アルバムを見ても私は普通の子にしか見えません。幼稚園の卒園アルバムには確かに私が笑っている写真が1枚もないのですが、特に意識して見ない限り気づきません。私がいじめを受けているシーンはアルバムのスナップ写真にはありませんし、そもそもそうした場面は写真には残さないものです。

小学校も中学年以降になると、今度は学校で口を利くことができなくなります。ただ、この時期になると、普通の子とは違う様子が写真からもにじみ出ています。

そういえば、私は最近自分の写真を撮っていません。もし今の自分の写真を撮って、後年振り返ったら、今度はどういう感想を持つのでしょう。

※ 誤字があったので、訂正しました。(2010年11月27日)

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