「自分は、住む世界が違う人間」

思春期から青年期にかけての頃、私は、自分は周りの人とは住む世界が違う人間ではないかと感じていました。若い頃に考えていた、ブログに書くのも恥ずかしいたわごとです。

この頃の私はひきこもってはいなかったのですが、引っ込み思案がとてもひどく、学校では口をきくことさえ不自由していました(姉妹サイト「場面緘黙症Journal」参照)。こうした表現が適切かどうか分かりませんが、自分は「普通の人間」とはあまりに違うと感じていたのです。

周囲も、私のことを非常に変わった子と見ていたようです。実際のところ、先生やクラスメイトからは、私が学校生活で困らないよう、「特別扱い」を受けていました。多くの人に親切にしてもらえたのは幸運でしたが、一歩踏み込んで私と友人にまでなろうというクラスメイトはいませんでした。私はどこか距離を置かれているとも感じていました。

* * * * * * * * * *

私は、自分以上のひどい引っ込み思案の人は、この目で見たことがありませんでした(ただし、本などで自分以上にひどい人も広い世の中にはいるらしいということは知ってはいました)。

私ほどひどいと、どうあがいても「普通の人」が住む世界の一員にはなれないように思えました。私が住む世界とは違う、絶対に私が侵入できない、あちら側の世界に「普通の人」が住む世界がある、いわばこうした感覚でした。そして、「普通の人」が住む世界とはすなわち、一般社会のことにほかならないのではないかとも考えていました。

そんなことを考えていたら、本当に社会に入っていけない人間になってしまいました。

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