自分が働き出すと、他の誰かが

自分が働きに出ると、代わりに、誰かが働けなくなってしまうのではないか--

事実かどうか分かりませんが、ひきこもりの人には、こうしたことを気にする人が多いという声もあります。

[参考記事]

◇ オバマ批判はできても「自分の明日」は語れない 引きこもりに多い“セカイ系”の不思議な生態
↑ ダイヤモンドオンラインへのリンクです。新しいウィンドウが開きます。

上の話が事実だとすると、私に限って言えば、こうした多くのひきこもりの人の考え方には共感できません。なぜなら、私の場合、自分を雇ってくれるところはほとんどないだろうと考えるからです(情けない……)。ですから、私が仕事に就くことで他の誰かの就労機会を奪ってしまうなんてことは、よほどのことがない限り起こらないと考えてしまいます。

もっとも、他人を蹴落としてまで自分を押し通すのは嫌だという気持ちは、分からないまでもありません。例えば、ひきこもり等支援施設のプログラムで参加者を募集していた場合、定員があるものについては、「自分がプログラムに参加すると、誰かが参加できなくなる」という理由で、私は応募を控えてしまうことがあります。今の時期に買占めをするような根性も、私にはありません。

■ 応募者が増えるほど、採用者にとっては選択の幅が増える

ただ、自分が働き出すことで、他の誰かが働けなくなることが気になるという人については、一つ私なりの考えをお話したいと思います。

ある職に応募する人が増えるほど、応募したひきこもりの人も他の応募者も、採用される見込みは薄くなります。

ですが、採用側にとっては、応募者が多い方がより選択の幅が増えることになります。これにより、採用側が希望する人材を確保できる可能性も高まります。その結果、ひきこもりの人が採用されたとしたら、採用側にとっては、ひきこもりの人が応募したことにより、そうでなかった場合よりも、望ましい人材を確保できたということです。採用されなかった応募者にとっては残念な話ですが、採用側にとってはより好ましい結果です。

私の拙い意見ですが、いちおう、経済学のサーチ理論というものがもとです。このテーマについては、半年前にも記事を書いたのですが、その時は今と少し違うことも書いています。

↓ その記事

◇ 私は遠慮のしすぎなのか新しいウィンドウで開く

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