様々な状態のひきこもり者が集まるのは、よいことなのか

私の地元には、ひきこもりの人などを対象とした支援施設が何か所かあります。それぞれの施設には、ある程度役割分担のようなものがあります。たとえば、ひきこもりの人に対人関係面で自信をつけることを主な目的としたところもあれば、働くことをより意識した支援を行っているところもあります。

にもかかわらず、実際には同じ施設に様々なひきこもりの人が集まっています。見るからにいつもひきこもっていそうな人もいれば、ある程度ひきこもりを克服して働き出している人もいます。前者のひきこもり者は対人関係で自信を回復する施設に、後者は就労を意識した施設に通所するのが本来の姿ではないかとも思うのですが、実際は両者が同じ施設に通所するということが起きています。

どうしてこのようなことが起きているのか私には分からないのですが、もしかしたら施設運営者は、このあたりの役割分担について、そこまで強く意識していないからではないかとも思います。

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このように多様な人が集まることがよいことなのかどうか、私はときどき考えることがあります。

各施設が、よりその役割に徹した方が、それぞれの状態のひきこもり者に特化したサービスを行えるような気もします。参加しているひきこもり者も、この方がお互い悩みを共有しやすいでしょう。

その一方で、様々なひきこもり者が集まると、刺激があります。たとえば、参加者の一人がアルバイトの話をするのを聞いたひきこもり者が、そのことが刺激となり、社会参加へ一歩踏み出すことができるようになったという例があるそうです。私自身、アルバイトをしている人の話は、よい情報源になりました。

結局どちらが望ましいのかは、私には分かりません。

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