支援施設デビュー?

高校や大学に入り、周囲に過去の自分を知る人がいない状況になると、それまであまり目立たなかった人が急に派手になることを俗に「高校デビュー」「大学デビュー」というそうです。

私はそれとは少し違うのですが、ひきこもり等支援施設に通い始める時に、「デビュー」のようなことを試みました。といっても、何もファッションに凝りだしたとか、そういうことではありません。以前よりも人間関係に積極的になるようにしたのです。

私は以前より自分の極端に内気なところが嫌いで、それを変えたいと思い続けていました。ひきこもりという事態になってからは、なおさらそうした考えが強くなりました。加えて、新たに施設に通うことが決まったことにより、今思うとちょっと恥ずかしいぐらいはりきっていたことが、こうした行動につながったのだろうと思います。

もともと私はひきこもりになる前の学生時代には既に、極端な引っ込み思案を克服しようと敢えて人と接する機会を増やすなどしていたのですが、施設はこうしたことを試みやすい環境でした。まず、施設は、もともと私のようなコミュニケーションが苦手なひきこもり者が通うことも想定した特殊な場所でした。このため、私のような者でも対人関係に積極的になりやすかったのです。そして何といっても、周囲に昔の自分を知る人がいませんでした。私のような者は、周囲から「あの人は引っ込み思案だ」と評価されてしまうと、それが自分にも影響してしまい、それを変えにくくなります。このように、施設は「デビュー」にうってつけの環境だったわけです。

この試みは完全にとは言わないまでも、ある程度は成功したと思います。「デビュー」を通じて学んだことは、人との接し方はもちろんですが、何も自分を全否定して何から何まで変えようとする必要もなかったということでした。

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