苦しんでいる年上の方に、距離を置いてしまう

ひきこもりなど、様々な心の問題で悩んでいらっしゃる方にお会いします。実際にお会いすることもありますし、ネット上でちょっとしたやり取りをすることもあります。このような方の中には、私よりも年上の方もいらっしゃいます。

こうした問題を抱えた年上の方に対して、私は相手の問題に踏み込もうとせず、無意識のうちに距離を置いてしまう傾向があります。相手は人生の先輩にあたる方だとして、敬意を持って接しようと心がけることが、かえって相手を遠ざける結果につながっているように思います。

そもそも人の内面というのは、他人が安易に踏み込むべきものではなく、尊重されるべきものだと私は思います。ですが、こうした意識は、自分より年上の方を前にするとますます強くなり、相手が真剣に悩んでいるのにそれに何もせずに、「大変だなあ」と思いつつも見過ごして終わってしまいます。

また、なにしろ相手は自分より人生経験が豊富な方ですから、「自分のような若輩者が関わっても、相手の力になんてなれるはずがない」とか、「きっとご自身の力で問題を解決されるだろう」と考えてしまいます。しかし、少なくとも後者については、なかなか問題を解決できず、長年苦しんでいらっしゃる方も見てきたので、必ずしも正しいとは言えなさそうです。

もっとも、私はもともと薄情な人間です。相手がもし年下であっても、他人の内面に踏み込んで、何か助けになろうと考えることはなかなかありません。他人の人生に責任を持つ気など、あまりないのです。せいぜい、相手の話を聞いて、本人が自分の力で問題を解決するのを期待する程度です。

それにしても、こうして悩んでいらっしゃる年上の方を遠ざけ続け、これでよいのかと考えることがあります。私のような若輩者が、ちょっと僭越かもしれませんが。

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