まずは家事手伝いから

キャリアカウンセラーと段階的な社会参加についてお話ししていたところ、日ごろの家事手伝いの大切さをほのめかされたことがあります。短期のアルバイトでも、家事手伝いの経験が基礎になるということでした。

こうした話に至ったのには、特殊な経緯があります。どういうわけか清掃関係の仕事の話をしていたところ、「こうした仕事に就いている人は家事をテキパキこなしてきた女性が多い」とカウンセラーはおっしゃい、次いで、上記のような話に発展したのでした。

こういう経緯を考えると、冒頭の話はどこまで一般化してよいものかとも思えてくるのですが、ともあれ、何もしないでいるよりは家事をした方が、将来仕事をする(短期のアルバイトを含む)上ではややよさそうにも思えます。

家事というと、家事なんて大した負担じゃないだろうという意見と、主婦になって初めて家事の大変さが分かったという意見と、両方を見ることがあります。元主婦の私の母の話によると、家事は徹底的にやろうと思ったらきりがないとのことです。

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そういえば、私が通っていたある支援施設で行われていた労働体験プログラムの多くは、軽い家事と大差ないレベルのものでした。長い間社会の場から離れていた人に労働の体験をしてもらうには、こうしたレベルのものがよさそうという判断だったのでしょう。もし日ごろからハードな家事をこなしていたら、わざわざあの支援施設に通って労働体験をする必要はあまりなさそうにも思えます(あるとすれば、家族以外の人とのコミュニケーションを図る経験をしたいという場合でしょう)。

考えてみると、私は子供の頃より、あまり家事手伝いをしたことがありません。しかも、母子家庭なのにです。その理由は、私が手伝いがあまりに下手なため、手伝いを任せられなかったからです。<手伝いをする>⇒<失敗の連続>⇒<もう手伝うなと言われる>⇒<謹慎が解かれて手伝いを再開>⇒<失敗の連続>⇒……の無限ループです。軽い手伝いを任されただけでこうなるほどのスキル不足では、無業になっても仕方のないように思います。

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