アルバイトは、リハビリだ!
例えば、正社員への就労を目標にする場合、次のような方法があります。
ひきこもり
↓
カウンセリングに通ってみる
↓
デイケアに通ってみる
↓
短期のアルバイトに挑戦してみる
↓
長期のアルバイトに挑戦してみる
↓
正社員に挑戦してみる
このように、ひきこもりの若者が社会参加を目指す場合、そのステップの一つとしてアルバイトがあります(アルバイトの時点で既に社会参加しているとみなす人もいるでしょう)。
言ってみれば、アルバイトを社会参加のためのリハビリと考えているわけです。同じように考えている人たちは、病気で一旦社会を離れた人たちの間にも少なくないのではないでしょうか。
このように、アルバイトを「社会参加のためのリハビリ」と捉える視点が、既存のフリーター論には欠けています。この視点は、フリーターとニートとの関係を考える上でも重要です。
フリーター、ニートは低学歴者や学校中退者に多い
フリーターは、中卒や高卒など、学歴水準が低い者に多いことが、各種調査の結果明らかになっています。また、学校中退者の割合も非常に高くなっています。
フリーターに見られるこうした傾向は、ニートにも共通するものです。
フリーター人口の推移〜フリーターもニートも、今は増えていない!?
| 年 | 厚労省の推計 | 内閣府の推計 | ||
| フリーター | ニート | フリーター | ニート | |
| 92 | 101 | − | 190 | 67 |
| 93 | − | 40 | 215 | − |
| 94 | − | 42 | 218 | − |
| 95 | − | 45 | 248 | − |
| 96 | − | 40 | 281 | − |
| 97 | 151 | 42 | 313 | 72 |
| 98 | − | 46 | 323 | − |
| 99 | − | 48 | 385 | − |
| 00 | − | 44 | 384 | − |
| 01 | − | 49 | 417 | − |
| 02 | 209 | 64 | − | 85 |
| 03 | 217 | 64 | − | − |
| 04 | 213 | 64 | − | − |
| 05 | 201 | 64 | − | − |
フリーターの類型
今回はフリーターの類型についてお話しています。
一口にフリーターといっても、様々なタイプのフリーターがいます。類型化を図ることで、フリーターの特徴をはっきりさせることができます。
類型化を行うための出発点は、類型化の基準を設けることです。以下では、代表的なフリーター類型を、類型化の基準をもとに私なりに類型化しています(変な日本語…)。
私独自が考え出したフリーター類型もご紹介しています。自分が考えたフリーター類型をご紹介するなんて、ちょっと恥ずかしいです。
[目次]
1 フリーターになる理由を基準とする類型
(1) 日本労働研究機構の類型
(2) 厚生労働省「若年者キャリア支援研究会」の類型
2 フリーターの意識を基準とする類型
3 フリーターの雇用形態を基準とする類型
4 フリーターの心身の状態を基準とする類型
5 むすび
フリーターって何ぞや
確かに、上記のような若者を「プータロー」だの「職業不定」だのというのは、少し可愛そうな気もします。
しかし、現在では言葉が独り歩きして、全く違う使われ方をされるようになった感があります。
先週の記事「フリーターについて考えてみる」の中でお話した通り、今後毎週月曜日はフリーターについて書いていきます。
今回は、まずは手始めに、フリーターの定義について見ていきます。ニートの定義との比較も行っています。
[目次]
■ 通俗的な定義
■ 役所の定義
(1) 厚生労働省
1) フリーターの定義
2) ニートの定義
3) 両者の定義の比較
(2) 内閣府
1) フリーターの定義
2) ニートの定義
3) 両者の定義の比較
■ まとめ





